2025/09/18
初共演の森崎&向井の絆を収めたバンコク撮影オフショット、解禁!
相手の芝居のために、自分にできることがあるなら何でもしたい

世界的BLブームの火付け役となったドラマ「2gether」を手がけたチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が、日本映画デビュー作『(LOVE SONG)』でW主演に迎えたのは森崎ウィンと向井康二。
制作陣が「この二人しか考えられない」と語るほど奇跡のキャスティング。本作で初共演となった森崎と向井だが、初対面の時から相思相愛だった。
3週間に及ぶタイ撮影の中で信頼関係を深めていった二人は、互いの芝居を最大限に引き出そうと、相手の芝居のために自分にできることがあるなら何でもしたいと意気込む姿が、監督や撮影クルーにも伝播。テイクを重ねた先で、二人の芝居が最高の形で撮りきれた時には、抱き合って達成感を分かち合う場面もあったという。
お互いの第一印象は?
森崎と向井は本作が初共演。だが、2人は初めて会った際に、お互いにこの人だったら大丈夫と思えるほど、信頼を得られたという。
向井は、最初の本読みで会った時点で、森崎の人柄の良さを感じ、初対面にも関わらず、「楽しくできそう!」と感じたそう。共演する前のイメージそのままで、裏表がない人と感じ、W主演として一緒に作品を作っていく上でやりやすかったと明かしている。
森崎は、この作品へ賭ける想いが強かったからこそ、脚本をもらってから不安があったようだが、初めて向井と本読みに臨んだ際に、その不安が一気に消えたそう。向井が演じるカイというキャラクターとはじめて対峙した時に、「飛び込んだらいいんだ」と思えたと語っている。
実は、向井も「台本見てソウタどんな感じでくるんだろう」と感じていたようだが、森崎が演じるソウタを見て、カイの演じやすさを感じていたという。
撮影を経てより強くなった信頼関係
撮影の様々なシーンで育まれた“信頼”と“距離感”をそのまま捉えた2人のオフショットが解禁された。
劇中で、ソウタとカイがタイ古式マッサージを受けるシーンでのオフショット。リラックス感が漂う中で捉えられたそのカットは、初共演を感じさせないほどの親密さが伝わってくる。
そして映画中盤、大きな見せ場となるライブシーンの撮影直後、緊張が解けた向井と“泣き”の芝居をやり切った森崎が見せる素顔の一枚だ。

生歌の本番は事前に1カットと決まっていた。手が震えるほどの緊張感の中、ファーストテイクでOKが出た向井のところに「生歌めちゃくちゃ良かったよ!」と駆け寄る森崎。
ソウタを想って歌うカイのカットを撮影する際、カメラに映らない森崎は、本来であればその場を離れていても問題なかったが、それでも森崎は自ら向井の目線の先に立つことを申し出た。
「相手の芝居のために、自分にできることがあるならなんでもしたい」その想いは、まさにお互いへの信頼関係があるからこそ。
最後の1枚は、撮影の合間にカメラを構えるオフショット。

二人はともにカメラ好きで、2人ともタイにも愛用のカメラを持参。スタッフのスチールカメラマンからレクチャーを受けつつ、街角で撮影を楽しむ様子を収めた一枚。カメラが回っていないときでも同じ時間を過ごす、2人の親密が伝わってくる。
完成した本編では、初共演とは感じさせず、もはやソウタとカイと同じように昔から続く信頼関係を感じさせる。そのお互いへの想いがあったからこそ、実現したソウタとカイの両片想いの物語をぜひ劇場で見届けてほしい。
異国の地で描かれる両片想いの2人の初恋。相手を想いながらもすれ違ってしまう姿に胸を打つ、文化や言語の壁を越えて紡がれる”切なさ”と”トキメキ”があふれるピュアラブストーリー映画『(LOVE SONG)』の今後の展開に、引き続きご注目ください。